
心臓・高血圧の改善は 京都市右京区 にしお循環器内科クリニック
患者さんと一緒に
未来へ寄り添います
心筋梗塞・狭心症

心臓は身体中に血液を送り出している臓器ですが、心臓自体も常に血液を必要とします。
このため大動脈の付け根の部分から、心臓自体に血液を供給するための動脈が生えており、これを冠動脈と言います。
この冠動脈に狭窄や閉塞が生じ、心臓に必要十分な血液が供給されなくなること(心筋虚血)により起きる病気を虚血性心疾患と言います。
心筋壊死の程度により、狭心症と心筋梗塞に分かれ、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症などの生活習慣病をお持ちの場合や、ご家族に虚血性心疾患の方がある場合などは、疾患にかかる可能性が高く、注意が必要です。
高血圧症

血圧(心臓から送り出された血液が血管に加える圧力)が一定の範囲を超えて高く維持されている状態です。
収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上、積極的な生活習慣病の改善が必要です。
収縮期血圧130~139 mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満、高血圧へ移行するリスクが高い状態です。
(正常高値血圧:収縮期血圧120~129 mmHg未満、拡張期血圧80mmHg未満)
脂質異常症

血液中の中性脂肪(トリグリセライド)やLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が基準より高い、またはHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が基準より低い状態のこと。
non-HDLコレステロールは、総コレステロール値からHDLコレステロール値を引いたもので、動脈硬化のリスクを総合的に評価できるといわれています。
心不全

心臓の機能の低下によって心臓が十分な量の血液を送り出せなくなり、その結果として身体に様々な症状が出る状態を言います。
一般的に、心不全は病気の名前だと思われがちですが、実際には心臓の機能が低下した状態のことを心不全といいます。
不整脈

心臓はほぼ一定の間隔で規則正しく拍動していますが、この規則性が乱れた状態を不整脈と呼んでいます。
不整脈は常に自覚症状があるわけではなく、初期のうちは気づかない場合が少なくありません。
不整脈が発生する主な原因は、冠動脈疾患、心臓弁障害、心不全、先天性心疾患などで、多くが心臓に起因する疾患です。
甲状腺異常や肺に病気がある人も不整脈になりやすい傾向があります。
しかし、心臓病等に関係無く、加齢や体質的なもの、ストレスや睡眠不足、疲労などによっても不整脈は起こる場合があります。
動脈硬化症

動脈硬化症というのは、心臓から体の各部分へ血液を運ぶ動脈が硬くなったり、狭くなる疾患です。
動脈が硬くなると、血管のしなやかさが失われるために血液をうまく送り出せず、心臓に負担がかかってしまいます。
また動脈が硬くなると、血管の内側がもろくなって粥腫(じゅくしゅ:コレステロールや脂肪などと、血中にあるマクロファージと言われる物質が沈着したもの)ができ、血管の中が狭くなったり、詰まったり、また粥腫がはがれて血液中を漂い、やがて細い血管を詰まらせたりします。
血管が硬くなると、血圧が上昇し(高血圧)、血管壁を障害し動脈硬化症をさらに悪化させる負のスパイラルになります。
糖尿病
